常子、妹のために走る1
消防団で消火作業の練習をする
常子。
普通、消防団は男なのだが
父親代わりだということで
男たちの中で
常子が参加している。
昭和10年四月。
父が亡くなって四年たった。
常子は高等女学校の四年生
鞠子は三年生
美子は尋常小学校の四年生
みんなで支え合って
がんばっている。
家訓も
そのまま守られて
のこっている。
君子は竹蔵の会社から
遺族援助をうけている。
また会社では検反の仕事を
している。
常子は学校では明るいので
人気者だった。
鞠子は優等生だった。
美子は・・・
なんだか
元気がない。
ある悩みを抱えていた。
常子と鞠子は
学校の帰り道
また玉置三兄弟に
からかわれる。
常子たちが
無視していこうとしたとき
その一番下の
弟が
「暗い顔をするなら
学校に来るなと美子に伝えろ」と
いった。
それがきになる。
家に帰ると
渡部先生がやってきた。
美子の担任である。
家庭訪問があるとは
何も聞いていない
常子。
とまどいながら
先生に話を聞く。
その話とは・・・
学校で美子がひとりぼっち
なのだという。
誰とも話をしない。
わけを聞いても話をして
くれないとの話だった。
常子は
美子にわけを聞いた。
友だちは
カカの話やトトの話を
する。だが・・・
自分だけ思い出が少なくて
トトの話ができず
それでひとりになって
しまったらしい。
常子は
美子にはカカも常子も
鞠子もいるから
いまはがんばって
お友達を作ろうと
いった。
君子は美子が心配かけ
ないようにと
黙っていたことを
不憫に思った。
そして自分も会社では
暗かったけどという話をした。
このままではいけないと
思って
明るい顔をするように
なったという。
するとみんなが話しかけて
くれるようになった。
淑子は
笑顔をつくるのは
むりだという。
そこで突然
常子が
おはじきを
目の上にはさんで
妖怪おはじきばばあと
いって
わらわせた。
一発芸だった。
学校では
これを思い出して
と常子が言う。
「キット笑顔になれるから」
常子は家族を守るトトの代わり
になったとき
掲げた目標があった。
ひとつ家族を守る
ひとつ美子鞠子を嫁に出す
ひとつ家を建てる
この三つを目標にした。
美子は学校で
母が言ったことや
常子の妖怪おはじきババアを
おもいだして
ふっと笑った。
すると
男の子が
きもちわるいと
いった。
返って嫌われた。
そんな常子は
お昼ご飯の時間
美子のお弁当が
紛れ込んでいるので
びっくりした。
そして
それをもって
小学校へ
はしった。
**************************
よく走りますね・・・
こんなによく走るのかなと
思いますが。
学校へ走って行くというのは
起きる時間が遅いという事
なのでしょうか?
学校の廊下は貼り紙があって
走るなと
書かれているものですが
常子は、廊下をよく走ります、
なぜ、走るのか???
それが脚色で
ドラマにリズム感を持たせる
ためとか
いうのであれば
朝から忙しそうな
ドラマは見たくないなと
思いますが・・・
美子はすごいですね。
我慢強いです。
普通、いまどき
これなら
登校拒否ですよね。
でも、がんばっていますね。
誰とも話もできなくて
ひとりでぽつんと
していることに耐えて
いるのですね。
この時代
父親の存在は、大きいもので
した。
お父さんのいない家庭は
小ばかにされていました。
今では考えられないですけど。
消防団で消火作業の練習をする
常子。
普通、消防団は男なのだが
父親代わりだということで
男たちの中で
常子が参加している。
昭和10年四月。
父が亡くなって四年たった。
常子は高等女学校の四年生
鞠子は三年生
美子は尋常小学校の四年生
みんなで支え合って
がんばっている。
家訓も
そのまま守られて
のこっている。
君子は竹蔵の会社から
遺族援助をうけている。
また会社では検反の仕事を
している。
常子は学校では明るいので
人気者だった。
鞠子は優等生だった。
美子は・・・
なんだか
元気がない。
ある悩みを抱えていた。
常子と鞠子は
学校の帰り道
また玉置三兄弟に
からかわれる。
常子たちが
無視していこうとしたとき
その一番下の
弟が
「暗い顔をするなら
学校に来るなと美子に伝えろ」と
いった。
それがきになる。
家に帰ると
渡部先生がやってきた。
美子の担任である。
家庭訪問があるとは
何も聞いていない
常子。
とまどいながら
先生に話を聞く。
その話とは・・・
学校で美子がひとりぼっち
なのだという。
誰とも話をしない。
わけを聞いても話をして
くれないとの話だった。
常子は
美子にわけを聞いた。
友だちは
カカの話やトトの話を
する。だが・・・
自分だけ思い出が少なくて
トトの話ができず
それでひとりになって
しまったらしい。
常子は
美子にはカカも常子も
鞠子もいるから
いまはがんばって
お友達を作ろうと
いった。
君子は美子が心配かけ
ないようにと
黙っていたことを
不憫に思った。
そして自分も会社では
暗かったけどという話をした。
このままではいけないと
思って
明るい顔をするように
なったという。
するとみんなが話しかけて
くれるようになった。
淑子は
笑顔をつくるのは
むりだという。
そこで突然
常子が
おはじきを
目の上にはさんで
妖怪おはじきばばあと
いって
わらわせた。
一発芸だった。
学校では
これを思い出して
と常子が言う。
「キット笑顔になれるから」
常子は家族を守るトトの代わり
になったとき
掲げた目標があった。
ひとつ家族を守る
ひとつ美子鞠子を嫁に出す
ひとつ家を建てる
この三つを目標にした。
美子は学校で
母が言ったことや
常子の妖怪おはじきババアを
おもいだして
ふっと笑った。
すると
男の子が
きもちわるいと
いった。
返って嫌われた。
そんな常子は
お昼ご飯の時間
美子のお弁当が
紛れ込んでいるので
びっくりした。
そして
それをもって
小学校へ
はしった。
**************************
よく走りますね・・・
こんなによく走るのかなと
思いますが。
学校へ走って行くというのは
起きる時間が遅いという事
なのでしょうか?
学校の廊下は貼り紙があって
走るなと
書かれているものですが
常子は、廊下をよく走ります、
なぜ、走るのか???
それが脚色で
ドラマにリズム感を持たせる
ためとか
いうのであれば
朝から忙しそうな
ドラマは見たくないなと
思いますが・・・
美子はすごいですね。
我慢強いです。
普通、いまどき
これなら
登校拒否ですよね。
でも、がんばっていますね。
誰とも話もできなくて
ひとりでぽつんと
していることに耐えて
いるのですね。
この時代
父親の存在は、大きいもので
した。
お父さんのいない家庭は
小ばかにされていました。
今では考えられないですけど。
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